令和6年度宮城県医療機関物価高騰対策事業のご案内
原油価格やエネルギー価格の高騰に伴い、宮城県内の医療機関の経営を支援するため、令和6年度「医療機関物価高騰対策事業」が実施されます。この補助金制度は、医療機関や助産所、訪問看護ステーションなどを対象とし、経営負担の軽減を目的としています。
主な事業内容
1. 医療機関物価高騰対策事業
原油価格やエネルギー価格の高騰で影響を受けた以下の施設が対象です。
- 病院、診療所、訪問看護ステーション(令和6年4月1日時点で指定された施設)
- 助産所(同日時点で開設許可を受けた施設)
- 施術所、歯科技工所(同日時点で届出受理済みの施設)
補助金額は以下の通りです:
- 病院:1床あたり30,000円
- 有床診療所:1施設あたり380,000円
- 無床診療所:1施設あたり120,000円
- 訪問看護ステーション、助産所、施術所、歯科技工所:1施設あたり50,000円
以下の施設区分に応じた定額補助とし、病院の補助額算定の基礎となる病床数は、令和6年4月1日時点での医療法(昭和23年法律第205号)上の許可病床数とします。
対象施設 | 計算 | 補助単価 |
病院 | 1床当たり | 30,000円 |
有床診療所 | 1施設当たり | 380,000円 |
無床診療所 | 1施設当たり | 120,000円 |
訪問看護ステーション | 1施設当たり | 50,000円 |
助産所 | 1施設当たり | 50,000円 |
施術所 | 1施設当たり | 50,000円 |
歯科技工所 | 1施設当たり | 50,000円 |
2. 訪問診療等原油価格高騰対策事業
訪問診療や訪問看護を実施する施設が対象となり、燃料費負担を軽減するための補助金が交付されます。
対象施設:
- 病院、診療所:訪問診療の届出をしている施設
- 訪問看護ステーション:指定を受けたステーション
補助金額:
- 専ら訪問診療等に使用する自動車1台あたり5,000円(上限5台)
申請について
申請期間
令和7年1月10日(金)から1月31日(金)まで
申請方法
宮城県電子申請システム「LoGoフォーム」から行います。施設区分ごとに申請フォームが異なるため、ご注意ください。
- 電子メール、郵送、窓口での申請は不可
- 複数施設を運営している場合は、施設ごとに申請が必要
引用リンク:https://www.pref.miyagi.jp/soshiki/iryou/bukkakoutou/r6bukkakoutou.html
注意点
必ず交付要綱とQ&Aを確認してください。詳細は以下のリンクをご参照ください。
本事業に係るお問い合わせ
物価高騰の影響が続く中で、経営負担を軽減するこの補助金は貴重な支援です。対象となる医療機関の皆様は、早めの準備と申請を心がけましょう。