宮城県の人口減少が加速しています。
2026年9月29日に公表された「令和7年国勢調査 人口等基本集計」によると、2025年10月1日現在の宮城県の人口は222万5,414人となり、2020年の前回調査から7万6,582人減少しました。
5年間の人口減少率は3.33%。1920年の国勢調査開始以来、宮城県では最も高い人口減少率となっています。
さらに注目したいのは、県内35市町村のうち人口が増加したのは富谷市の1市だけだったことです。
一方、仙台市内では青葉区・若林区・太白区で人口が増加し、宮城野区・泉区では減少するなど、同じ市内でも異なる動きが見られます。
また、県全体では人口が減少する一方、世帯数は増加し、65歳以上の人口も増えています。
こうした変化は、宮城県でクリニック開業を検討する医師にとって、どのような意味を持つのでしょうか。
本記事では、2025年国勢調査の確定値をもとに、宮城県の人口動向を市町村別・仙台市5区別・年齢別・世帯別に分析し、開業立地や診療圏分析を考える際のポイントを整理します。
宮城県の人口は2000年をピークに減少が続いている
まず、宮城県の長期的な人口推移を確認します。
| 調査年 | 宮城県人口 | 前回調査からの増減 |
|---|---|---|
| 1995年 | 2,328,739人 | +80,181人 |
| 2000年 | 2,365,320人 | +36,581人 |
| 2005年 | 2,360,218人 | −5,102人 |
| 2010年 | 2,348,165人 | −12,053人 |
| 2015年 | 2,333,899人 | −14,266人 |
| 2020年 | 2,301,996人 | −31,903人 |
| 2025年 | 2,225,414人 | −76,582人 |
出典:宮城県「令和7年国勢調査 人口等基本集計結果」
宮城県の人口は2000年の236万5,320人をピークに減少へ転じました。
2025年の人口はピーク時と比較して13万9,906人少なく、減少率は約5.9%です。
特に注目したいのは、直近5年間の人口減少が大きくなっていることです。
2015年から2020年までの5年間では3万1,903人の減少でしたが、2020年から2025年までの5年間では7万6,582人の減少となりました。
減少人数は前の5年間の約2.4倍です。
人口減少率も、2015~2020年の1.37%から、2020~2025年には3.33%へ拡大しました。
この結果は、宮城県の人口減少が継続しているだけでなく、直近の5年間で減少幅が大きくなったことを示しています。
ただし、今後も同じペースで人口が減少するとは限りません。将来の人口動向を検討する際には、国立社会保障・人口問題研究所や自治体の将来人口推計なども確認する必要があります。
宮城県35市町村のうち人口が増加したのは富谷市のみ
2025年国勢調査では、宮城県内35市町村のうち、人口が増加したのは富谷市のみでした。
仙台都市圏の主な自治体の人口動向を比較すると、次のようになります。
| 自治体 | 2020年人口 | 2025年人口 | 増減数 | 増減率 |
|---|---|---|---|---|
| 富谷市 | 51,651人 | 51,709人 | +58人 | +0.11% |
| 名取市 | 78,718人 | 78,690人 | −28人 | −0.04% |
| 仙台市 | 1,096,704人 | 1,096,146人 | −558人 | −0.05% |
| 利府町 | 35,182人 | 34,799人 | −383人 | −1.09% |
| 大和町 | 28,786人 | 28,237人 | −549人 | −1.91% |
| 多賀城市 | 62,827人 | 61,246人 | −1,581人 | −2.52% |
出典:宮城県「令和7年国勢調査 人口等基本集計結果」
富谷市の人口は5万1,709人で、2020年から58人増加しました。
増加率は0.11%とわずかですが、県内で唯一人口増加を維持した自治体です。
一方、名取市は28人減少、仙台市は558人減少しました。
両市とも減少率は0.1%未満であり、人口規模はおおむね横ばいの状況です。
なお、2026年5月に公表された速報値では、仙台市・名取市・富谷市の3市が人口増加とされていました。
しかし、同年9月の確定値では仙台市と名取市が人口減少となり、増加した自治体は富谷市のみとなりました。
人口動向を評価する際には、速報値と確定値を区別することも重要です。
人口減少数が大きい自治体はどこか
次に、2020年から2025年までの5年間で、人口減少数が大きかった自治体を見てみます。
| 順位 | 自治体 | 2025年人口 | 5年間の減少数 | 減少率 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 石巻市 | 128,420人 | −11,731人 | −8.37% |
| 2 | 大崎市 | 118,528人 | −8,802人 | −6.91% |
| 3 | 気仙沼市 | 54,098人 | −7,049人 | −11.53% |
| 4 | 登米市 | 69,204人 | −6,833人 | −8.99% |
| 5 | 栗原市 | 58,113人 | −6,524人 | −10.09% |
| 6 | 白石市 | 29,467人 | −3,291人 | −10.05% |
| 7 | 角田市 | 25,439人 | −2,537人 | −9.07% |
| 8 | 塩竈市 | 49,735人 | −2,468人 | −4.73% |
| 9 | 加美町 | 19,891人 | −2,052人 | −9.35% |
| 10 | 東松島市 | 37,109人 | −1,989人 | −5.09% |
出典:宮城県「令和7年国勢調査 人口等基本集計結果」
人口減少数が最も大きかったのは石巻市で、5年間に1万1,731人減少しました。
次いで大崎市が8,802人、気仙沼市が7,049人、登米市が6,833人、栗原市が6,524人の減少となっています。
この5市だけで、人口減少数は合計4万939人に達します。
これは宮城県全体の減少数7万6,582人の約53.5%に相当します。
県全体の人口減少の半分以上が、この5市の減少数で占められている計算です。
ただし、人口減少数は、もともとの人口規模が大きい自治体ほど大きくなりやすいという特徴があります。
そのため、減少人数だけで地域の状況を判断することはできません。
人口減少率が高い自治体はどこか
人口減少率を見ると、人口減少数とは異なる順位になります。
| 順位 | 自治体 | 2025年人口 | 2020年比 |
|---|---|---|---|
| 1 | 蔵王町 | 10,037人 | −12.09% |
| 2 | 気仙沼市 | 54,098人 | −11.53% |
| 3 | 南三陸町 | 10,837人 | −11.35% |
| 4 | 村田町 | 9,515人 | −10.79% |
| 5 | 色麻町 | 5,982人 | −10.69% |
| 6 | 丸森町 | 10,991人 | −10.37% |
| 7 | 涌谷町 | 13,811人 | −10.25% |
| 8 | 川崎町 | 7,498人 | −10.15% |
| 9 | 栗原市 | 58,113人 | −10.09% |
| 10 | 白石市 | 29,467人 | −10.05% |
出典:宮城県「令和7年国勢調査 人口等基本集計結果」
人口減少率が最も高かったのは蔵王町で、12.09%減少しました。
次いで気仙沼市が11.53%、南三陸町が11.35%、村田町が10.79%、色麻町が10.69%となっています。
上位10自治体はいずれも、5年間で人口が10%以上減少しています。
人口減少率が10%を超えるということは、2020年時点の人口のおおむね10人に1人に相当する人数が、2025年には減少したことになります。
ただし、実際に同じ住民が転出したという意味ではありません。人口増減には出生、死亡、転入、転出などの要因が関係します。
例えば、石巻市は減少人数が県内で最も多い一方、蔵王町は減少率が最も高くなっています。
このように、人口規模が異なる地域を比較する場合、単純な人数の比較だけでは地域の変化を正確に把握できません。
クリニック開業の立地を検討する際には、人口減少数と減少率の両方を確認する必要があります。
仙台市5区の人口増減を比較|青葉区・太白区・若林区は増加
宮城県内で最も人口の多い仙台市について、区別の人口動向を確認します。
| 区 | 2020年人口 | 2025年人口 | 増減数 | 増減率 |
|---|---|---|---|---|
| 青葉区 | 311,590人 | 315,983人 | +4,393人 | +1.41% |
| 宮城野区 | 196,732人 | 194,087人 | −2,645人 | −1.34% |
| 若林区 | 141,475人 | 143,067人 | +1,592人 | +1.13% |
| 太白区 | 234,758人 | 237,781人 | +3,023人 | +1.29% |
| 泉区 | 212,149人 | 205,228人 | −6,921人 | −3.26% |
| 仙台市全体 | 1,096,704人 | 1,096,146人 | −558人 | −0.05% |
出典:宮城県「令和7年国勢調査 人口等基本集計結果」
仙台市全体では558人の減少と、ほぼ横ばいの状況ですが、区別に見ると違いがあります。
人口が増加したのは青葉区、若林区、太白区の3区です。
青葉区では4,393人、太白区では3,023人、若林区では1,592人増加しました。
一方、宮城野区では2,645人、泉区では6,921人減少しています。
特に泉区は、仙台市5区の中で人口減少数・減少率ともに最も大きくなっています。
ここで注意したいのは、区全体の人口増減と、個別の開業候補地の人口動向は必ずしも一致しないという点です。
青葉区や太白区のように人口が増加している区でも、すべての地区で人口が増加しているとは限りません。
また、泉区のように区全体で人口が減少していても、一部の地区では住宅開発や世代交代によって人口構成が変化している可能性があります。
実際のクリニック開業では、区単位のデータを出発点としながら、町丁目別人口や年齢別人口、住宅開発の動向などを確認することが重要です。
宮城県では子どもが約3.5万人減少、高齢者は約1.5万人増加
人口の総数と同じくらい重要なのが、年齢構成の変化です。
宮城県の2025年国勢調査では、年齢3区分別の人口が次のようになっています。
| 年齢区分 | 2020年人口 | 2025年人口 | 増減数 | 増減率 |
|---|---|---|---|---|
| 15歳未満 | 268,428人 | 233,011人 | −35,417人 | −13.19% |
| 15~64歳 | 1,346,845人 | 1,289,697人 | −57,148人 | −4.24% |
| 65歳以上 | 638,984人 | 654,349人 | +15,365人 | +2.40% |
※年齢不詳の人口があるため、各区分の合計は県人口の総数と一致しません。
出典:宮城県「令和7年国勢調査 人口等基本集計結果」
15歳未満人口は5年間で3万5,417人減少し、減少率は13.19%となりました。
一方、65歳以上人口は1万5,365人増加しています。
つまり、宮城県では人口全体が減少している一方で、子どもの人口は大きく減少し、高齢者人口は増加するという変化が進んでいます。
年齢構成比にも変化が見られます。
| 年齢区分 | 2020年 | 2025年 |
|---|---|---|
| 15歳未満 | 11.9% | 10.7% |
| 15~64歳 | 59.7% | 59.2% |
| 65歳以上 | 28.3% | 30.1% |
※割合は年齢不詳を除いた人口を分母として算出しています。
宮城県の65歳以上人口の割合は30.1%となり、約3割を占めるようになりました。
一方、15歳未満人口の割合は10.7%まで低下しています。
クリニックの開業環境を考える際には、人口総数だけでなく、どの年齢層が増え、どの年齢層が減っているのかを確認することが重要です。
人口は減っているのに世帯数は増加|単独世帯が4割に
2025年国勢調査では、人口減少と同時に世帯構造の変化も確認されました。
| 項目 | 2020年 | 2025年 | 増減 |
|---|---|---|---|
| 宮城県人口 | 2,301,996人 | 2,225,414人 | −76,582人 |
| 総世帯数 | 982,523世帯 | 1,008,764世帯 | +26,241世帯 |
| 一般世帯数 | 980,549世帯 | 1,006,560世帯 | +26,011世帯 |
| 一般世帯の平均人員 | 2.30人 | 2.16人 | −0.14人 |
出典:宮城県「令和7年国勢調査 人口等基本集計結果」
宮城県では人口が7万6,582人減少した一方、総世帯数は2万6,241世帯増加しました。
一般世帯の1世帯当たり人員は、2020年の2.30人から2025年には2.16人へ減少しています。
さらに、単独世帯の増加も特徴的です。
| 一般世帯の人数 | 2020年 | 2025年 | 増減 |
|---|---|---|---|
| 1人世帯 | 362,255世帯 | 403,925世帯 | +41,670世帯 |
| 2人世帯 | 262,169世帯 | 280,225世帯 | +18,056世帯 |
| 3人世帯 | 168,897世帯 | 162,466世帯 | −6,431世帯 |
| 4人世帯 | 118,071世帯 | 106,218世帯 | −11,853世帯 |
| 5人以上世帯 | 69,157世帯 | 53,726世帯 | −15,431世帯 |
出典:宮城県「令和7年国勢調査 人口等基本集計結果」
2025年の1人世帯は40万3,925世帯となり、一般世帯全体の40.1%を占めました。
2020年の36.9%から3.2ポイント上昇しています。
一方、4人以上の世帯は減少しています。
このように、宮城県では人口減少とともに、世帯の小規模化が進んでいます。
ただし、単独世帯が増えたことだけをもって、高齢者の一人暮らしが同じ割合で増加したと判断することはできません。
単独世帯には学生、若い社会人、単身赴任者、高齢者など、さまざまな年齢層が含まれます。
医療需要を考える際には、世帯数だけでなく、世帯主や世帯員の年齢、生活環境なども確認する必要があります。
人口減少地域でクリニック開業は難しくなるのか
宮城県の人口減少は、クリニック開業を考えるうえで無視できない変化です。
しかし、人口が減少している地域では開業が難しく、人口が増加している地域では開業しやすいと単純に判断することはできません。
例えば、人口が多い地域であっても、既存の医療機関が多数存在すれば、患者の受診先は分散します。
一方、人口が減少している地域でも、診療所が少ない、医師の高齢化が進んでいる、専門診療を受けられる施設が限られているなどの事情があれば、地域医療上の必要性が高い場合があります。
ただし、医療機関が不足していることと、クリニック経営が成立することは別の問題です。
開業に必要な患者数、診療報酬、診療単価、人件費、設備投資、医療従事者の確保などを総合的に検討する必要があります。
また、人口減少率が高い地域では、現在の診療需要だけでなく、10年後、20年後の人口構造も重要になります。
開業時点では十分な患者数が見込めても、長期的な人口減少によって経営環境が変化する可能性があるためです。
診療科別に考える人口動態の影響
今回の国勢調査結果は、診療科によって異なる意味を持ちます。
小児科
宮城県の15歳未満人口は、5年間で3万5,417人減少しました。
減少率は13.19%であり、県全体の人口減少率3.33%を大きく上回っています。
小児科の開業を検討する際には、子どもの人口がどの程度存在するのかだけでなく、今後の出生数や子育て世帯の転入動向を確認する必要があります。
特に、新興住宅地と既存住宅地では、子どもの年齢構成や人口動向が異なる場合があります。
内科
宮城県の65歳以上人口は5年間で1万5,365人増加しました。
高齢者人口の増加は、慢性疾患の継続管理や複数疾患への対応、在宅医療などを考えるうえで重要な情報です。
一方、15~64歳人口は5万7,148人減少しています。
内科では幅広い年齢層が受診するため、高齢者人口だけでなく、働く世代の人口や地域の生活動線も確認する必要があります。
整形外科
整形外科では、高齢者の運動器疾患、骨粗鬆症、変形性関節症などに加え、働く世代の腰痛、外傷、スポーツ関連疾患など、幅広い医療需要があります。
高齢化が進む地域では、高齢者の運動機能維持やリハビリテーションに関する需要が重要になる可能性があります。
ただし、診療圏内の既存整形外科やリハビリテーション施設の状況も合わせて確認する必要があります。
産婦人科
産婦人科では、出生数や出産年齢層の女性人口、周産期医療体制などが重要な検討材料になります。
宮城県全体の人口減少だけではなく、開業候補地周辺の年齢別女性人口や出生動向、分娩取扱施設の配置などを確認する必要があります。
このように、同じ人口減少地域であっても、診療科によって重視すべき指標は異なります。
仙台市の人口増加地区と減少地区をどう捉えるか
仙台市5区の人口増減を見ると、青葉区・若林区・太白区では人口が増加し、宮城野区・泉区では減少しています。
しかし、開業立地を検討する際に重要なのは、区全体の人口増減だけではありません。
例えば、青葉区では中心市街地と郊外住宅地で人口構造や生活環境が異なります。
太白区でも、地下鉄沿線や住宅開発が進んだ地域と、既存住宅地では状況が異なる可能性があります。
また、泉区は区全体で6,921人減少していますが、区内のすべての地区で同じ割合の人口減少が起きているわけではありません。
クリニックの診療圏は行政区画と一致するものではなく、実際には患者の移動手段や道路環境、生活圏によって形成されます。
そのため、開業候補地の評価では、区別人口を参考にしながら、町丁目別人口、年齢別人口、住宅開発の状況、交通アクセスなどを確認することが重要です。
MMD-STARTUPが考える人口減少時代の開業立地分析
2025年国勢調査の結果から、宮城県のクリニック開業では次のような視点が重要になると考えられます。
| 分析項目 | 確認したい内容 | 開業計画への活用 |
|---|---|---|
| 人口総数 | 現在人口と過去5~10年の変化 | 診療圏の基礎的な規模を把握 |
| 人口増減率 | 人口減少の速度 | 長期的な診療需要を検討 |
| 年齢別人口 | 小児・生産年齢・高齢者の分布 | 診療科に応じた需要を分析 |
| 世帯構成 | 単独世帯・複数人世帯の割合 | 地域の生活環境を理解 |
| 既存医療機関 | 診療科・所在地・診療体制 | 医療提供体制と競合状況を確認 |
| 交通環境 | 車・徒歩・公共交通機関の利用 | 患者の通院可能範囲を検討 |
| 将来人口 | 年齢別・地域別の人口推計 | 開業後の中長期的な環境を想定 |
重要なのは、人口増加地域を探すことだけではありません。
人口が減少している地域でも、地域住民が必要とする医療が十分に提供されていない場合があります。
反対に、人口が増加している地域でも、既存医療機関が多ければ新規開業に適した環境とは限りません。
人口の増減、年齢構成、医療機関の配置、患者の生活圏を組み合わせて分析することが、開業立地を考えるうえで重要です。
まとめ|宮城県の人口減少は「地域差」と「年齢構成」が重要
2025年国勢調査の確定値によると、宮城県の人口は222万5,414人となり、2020年から7万6,582人減少しました。
人口減少率は3.33%で、国勢調査開始以来最も高い減少率となっています。
県内35市町村のうち、人口が増加したのは富谷市のみでした。
また、人口減少数では石巻市、大崎市、気仙沼市などの減少が大きく、人口減少率では蔵王町、気仙沼市、南三陸町などが高くなっています。
仙台市では、青葉区・若林区・太白区で人口が増加する一方、宮城野区・泉区では減少しており、市内でも地域差が確認されました。
さらに、15歳未満人口は約3.5万人減少し、65歳以上人口は約1.5万人増加しています。
人口が減少する一方で世帯数は増加し、単独世帯は一般世帯の約4割を占めるようになりました。
これらの結果は、宮城県の人口が単に減少しているだけでなく、地域ごとの人口分布や年齢構成、世帯構造も変化していることを示しています。
クリニック開業を検討する医師にとって重要なのは、人口が増えている地域を探すことだけではありません。
地域にどのような年齢層が暮らし、どのような医療が必要とされ、既存医療機関がどのような役割を担っているのか。
こうした地域の実情を丁寧に把握することが、開業立地や診療方針を検討するうえで重要になります。
MMD-STARTUPでは、今後も宮城県・仙台市の人口動態や医療機関の開設動向、地域医療に関する公的データをもとに、クリニック開業を検討する医師に役立つ情報を発信していきます。
参考資料・出典
※本記事は2026年10月28日時点で確認できる公表資料をもとに作成しています。人口・世帯数は2026年9月29日公表の確定値を使用しています。
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